巨人助っ人4人は“超優良” 鹿取GMは残留交渉が最大の任務
巨人が17日、中日との後半戦開幕戦を勝利で飾った。先発のマイコラス(28)が、投げては7回を6安打1失点。「全ての球種が良かった。積極的に振ってくるので低めに集めた」と自画自賛すれば、打っては六回1死満塁から自ら中前に2点適時打を放ち、リーグ3位タイの8勝目(4敗)を挙げた。ヒーローインタビューでは「妻から幸運を呼ぶクッキーを作ってもらったおかげだね」と美人妻で有名なローレン夫人(29)の名前を出して白い歯を見せた。高橋由伸監督(42)も「粘り強く、いい投球をしてくれた。打つ方でもタイムリーを見せたし、あれで自分を楽にした」と称賛である。
打の助っ人、三塁が本職のマギー(34)は、球宴前の最終戦に続いて、この日も「2番・二塁」で出場。2本の二塁打で打率を・299に上げてきた。今季加入し、村田とのレギュラー争いを制したマギーは、前半戦は正三塁手として打率3割をキープし、チームを牽引。5月には第87代4番に座った。打線強化のため、急造二塁手として出場するが、慣れない守備も無難にこなす。
九回は守護神のカミネロ(30)が締めた。絶対的セットアッパーのマシソン(33)を含めた一軍の4助っ人は超優良。近年になかった状況だ。さるチーム関係者がこう言う。