全英12位好発進も 松山英樹に「スロープレー罰」という敵

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【全英オープン 初日】

 今季メジャーは、マスターズ(4オーバー、54位)も全米オープン(2オーバー、82位)もオーバーパーで出遅れた松山英樹(25)。今大会は首位と3打差の2アンダー12位なら好発進といえよう。

 スタート時の気温は14度。前半はウインドブレーカーを着ていたが、現地にしては穏やかな天候だった。早朝まで雨が降った影響もあり、とくに午前組はグリーンでボールがよく止まった。硬いグリーンの練習日とは別のコースと化し、軒並みスコアが伸びた。

 アウトはパー5がなく、ドッグレッグホールが多いパー34の設定。3バーディー、2ボギーの1アンダーで折り返す。

 インはスコアを伸ばすチャンスのパー5が2ホールあり、15番は3打目をパターでカップ40センチに寄せてバーディー。17番もバンカーからの第3打をピンそば1・3メートルに寄せたが、このパットは決められなかった。

「思ったより寒くなかった。ショットはいい形でグリーンに乗った。3パットはなかったし、悪くなかったと思う。難しい1番でバーディーが取れたのはすごく良かった。粘り強くやれば上位にいけるので、しっかり準備したい」(松山)

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