激戦区の福岡を突破 東筑・青野監督に聞く“進学校の野球”

公開日: 更新日:

 ――そういうことはミーティングで話すのですか。

「いえ、言いません。僕が思っているだけ。ミーティングはみんな短くてびっくりしますよ。30秒くらい。試合前に『こういう球を狙って、こうしようかな』というときは5分くらい。いっぱい言ったって頭に入らないですから。私の思いつきも予選では結構当たった。天才的なAB型ですから(笑い)」

 ――選手はみな県内出身ですね。

「県内どころか地元の子がほとんど。鹿児島本線と筑豊本線の交点が(最寄りの)折尾駅なので、校区以外からも来るんです。成績がいい子が野球もできて進学校というのがうちくらいしかないから、意外と集まってくれる」

 ――公立ですが、スポーツ推薦は?

「推薦入試があります。(来年迎える)創立120周年に向けて学校がスポーツに力を入れてくれて、推薦枠を増やしてくれたみたいです。いつもは推薦で野球部に来るのはだいたい5~6人だけど、今は2年生に11人、3年生に6人います」

 ――推薦に関して成績は関係なし?

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