東京五輪メダルへ現実味 サニブラウンの走りどう進化した

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「世界の短距離界を代表するスプリンターになる資質は備わっていると思う」とはスポーツライターの高野祐太氏だ。

「今年1月から米国人のレイナ・レイダー・コーチの下で本格的な指導を受けたこともあり、高校時代と比べて走りは格段に良くなっています。課題とされたスタートでの出遅れも解消された。フィジカルを強化したことで、股関節の回転がスムーズになり、脚力がしっかりと地面に伝わるようになった。走りにムダがなくなり、持ち前の身体能力も存分に生かしている。東京五輪まであと3年。焦らず、慌てずにトレーニングに励めば、メダル圏内に入るポテンシャルは秘めています」

 自国開催の五輪で日本勢初の快挙を成し遂げる可能性もあるというのだ。

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