30代からは知識と哲学が必要に…「先生」の教えを守り東野幸治は信頼のあついMCになれた
「15年前、(島田)紳助さんが引退してから代理司会ずーっとやっております」
(東野幸治/日本テレビ系「ダウンタウンDX」4月24日放送)
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東野幸治はこの春、「行列のできる相談所」「東野・岡村の旅猿」(ともに日本テレビ系)、「ワイドナショー」(フジテレビ系)というMCを務めていた番組を一気に失った。そんな中、ダウンタウン・浜田雅功が休養に入り、「ダウンタウンDX」の代理司会の仕事が舞い込んだ。そのオープニングで語った一言が今週の言葉だ。
「行列のできる相談所」は島田紳助から引き継いだ番組で、「ワイドナショー」も本来は松本人志がメインだった番組。だから、自分の番組だというよりも“賃貸物件”のような感覚だったという。だから、終了を告げられたときも「そらそやろ」と思った。そもそも「テレビタレントってそういう因果な宿命というか、そう思って入ってきてるし。時給の良いフリーターの気持ち」(テレビ朝日系「耳の穴かっぽじって聞け!」2025年3月31日)というのが、東野のタレントとしてのスタンスだ。