治療を優先 ボルト「全治3カ月」サッカーデビューピンチ
陸上の短距離王者であるウサイン・ボルト(30=ジャマイカ)が17日、先の世界選手権(ロンドン)400メートルリレーで負傷した左太ももの状態を自身のツイッターで公表。患部のエックス線写真(後に削除)とともに、約3カ月の加療が必要であると明かした。
今季限りで現役引退を表明していたボルトは最後のレースとなった400メートルリレーでアンカーを務めたが、途中棄権。本人によると、周囲から負傷を疑う声があったそうで、「普段は診断書を公表しないが、残念ながらケガを疑う人がいた。私はファンを裏切ったことはない」などとつづっている。
かねて「サッカー選手になるのが夢」と話していたボルトは、英マンチェスターUから9月2日に行われるFCバルセロナとの親善試合への出場を打診されていた。英メディアによれば、近日中にもドイツで本格的なトレーニングを行う予定だったそうだが、まずはケガの治療を最優先することになるという。