松山が試行錯誤 “よく入るパター”はマレット型かピン型か

公開日: 更新日:

 優勝したBS招待、優勝を争った全米プロでマレット型パターを使用した松山英樹(25)は、プレーオフ初戦のノーザントラストではエースパターのピン型に戻して予選落ち。

 今週のデル・テクノロジー選手権(9月1日開幕)は練習ラウンドでマレット型、ピン型を試しており、実戦投入をどちらにするのか試行錯誤が続いている。

 パター機能がどう違うのかクラブデザイナーの高橋治氏がこう解説する。

「視覚的にマレット型のほうがフランジ(フェース後方の出っ張り)が大きく、ラインに対してスクエアに構えやすい。ただ重心深度がフェースから遠いため、ピン型と同じクランクネックでヘッドローテーションしやすい人はヘッドがかぶりやすく引っ掛けのミスが出やすい。ピン型は対照的に引っ掛けのミスが少ないが、ラインにスクエアに構えづらい。スクエアに構えられず、ストローク重視のパッティングならマレット型、引っ掛けのミスを嫌い、インパクト重視のパッティングならピン型が合っています」

 つまりパター性能は真逆であり、グリーン上で繊細なパットが強いられている松山の悩みの深さがよくわかる。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末