バレ逃しFA増井も争奪戦 フラれまくり巨人は補強全敗危機

公開日: 更新日:

巨人は今季20本塁打以上の打者がゼロというスラッガー不在の事態。今季のセ・リーグの本塁打王・ゲレーロは、中日の森監督が米国で直接交渉に乗り出しているともっぱらで、残留の可能性がささやかれ始めた。それだけに、バレンティンは確実に仕留めたかったところ。先月に帰国する際は『来季は勝てるチームでプレーしたい』と話していて、流出かと思われたが、ヤクルトの小川監督―宮本ヘッドコーチらの新体制が残留を強く要望。今季年俸の3億3000万円の現状維持を提示したというから、巨人も想定外だったのではないか」(前出の関係者)

 今季単年契約だったバレンティンは125試合で打率・254、32本塁打、80打点。緩慢な守備面などが指摘されるが、なんといっても2013年にプロ野球記録の60本塁打をマークした有数の長距離砲で人気者でもある。来季の打線の核としたかった巨人陣営の失望ぶりは推して知るべしである。

 助っ人を取り逃がし、FA補強も後手に回る。ヘタをすれば、「補強全敗」の可能性もありそうだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  2. 2

    中日1位・高橋宏斗 白米敷き詰めた2リットルタッパー弁当

  3. 3

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  4. 4

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  5. 5

    眞子さん渡米から4年目で小室圭さんと“電撃里帰り”濃厚? 弟・悠仁さまの成年式出席で懸念されること

  1. 6

    悠仁さま「学校選抜型推薦」合格発表は早ければ12月に…本命は東大か筑波大か、それとも?

  2. 7

    【独占告白】火野正平さんと不倫同棲6年 元祖バラドル小鹿みきさんが振り返る「11股伝説と女ったらしの極意」

  3. 8

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  4. 9

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  5. 10

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議