DeNAドラ1の東克樹 バスケ選手だった父譲りの“負けん気”

公開日: 更新日:

 ちなみにNOMOジャパンの米国遠征はロサンゼルスとハワイだった。直史さんに費用について聞くと、「それなりにかかりましたが、一生に一度のことなので有給休暇を取って応援に行きました」とのこと。

 愛工大名電の倉野監督も当時を思い出しながらこう語る。

「1学年上の浜田(達郎=現中日)は不器用でしたが強靱な体があった。東は体はなかったが何をやってもそつなくこなす。浜田とは対照的でした。中学時代はボーイズリーグで一週間のうちに土日しか野球をやっていなかった。故障してつぶれることだけは避けたかったので投球回数などはセーブしていました。実際、高校時代に故障は一度もなかった。寮生活で規則正しい生活をして、食事睡眠もしっかり取っていたことも大きいと思います」

 最後に直史さんが言う。

ドラフト1位ですから、契約金(1億円)などの話を冗談半分で振ってくる知人もいますが、お金のことは家内にすべて任せてあります。『息子さんが入団するから、来年からベイスターズを応援するよ』と言ってくれる人がいるのはうれしいです。ベイスターズは左の好投手が多い。吸収できるものは、どんどん吸収して成功して欲しいです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  2. 2

    石橋貴明のセクハラに芸能界のドンが一喝の過去…フジも「みなさんのおかげです」“保毛尾田保毛男”で一緒に悪ノリ

  3. 3

    佐々木朗希“大幅減速”球速160キロに届かない謎解き…米スカウトはある「変化」を指摘

  4. 4

    ヤクルト村上宗隆 復帰初戦で故障再発は“人災”か…「あれ」が誘発させた可能性

  5. 5

    清原果耶ついにスランプ脱出なるか? 坂口健太郎と“TBS火10”で再タッグ、「おかえりモネ」以来の共演に期待

  1. 6

    松嶋菜々子の“黒歴史”が石橋貴明セクハラ発覚で発掘される不憫…「完全にもらい事故」の二次被害

  2. 7

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  3. 8

    「皐月賞」あなたはもう当たっている! みんな大好き“サイン馬券”をマジメに大考察

  4. 9

    ヤクルト村上宗隆「メジャー430億円契約報道」の笑止…せいぜい「5分の1程度」と専門家

  5. 10

    常勝PL学園を築いた中村監督の野球理論は衝撃的だった…グラブのはめ方まで徹底して甲子園勝率.853