悪夢の代表落ちから復活の兆し 香川がW杯への決意語る
現時点でロシアに行ける保証はない。「W杯まであと半年。非常に限られた時間なんで危機感は常にある」と当落線上にいることも自覚する。
だが、14年ブラジルW杯で味わった屈辱を晴らすためにも、このまま終わるわけにはいかない。
「今の(28歳の)自分は(選手として)良い年齢にあり、ロシアW杯は集大成というべき時期にきている。クラブの結果が最優先ではあるけど、それと同じくらい日本代表のことも大事に思っている。この半年は、さらに目に見える結果を追い求めてやっていくつもりです」と語気を強めた。
代表落選前とは別人のような目の輝きを感じさせた香川。「大舞台に弱い」といわれてきた男の逆襲に期待したい。
(取材・構成=サッカージャーナリスト・元川悦子)