大谷エ軍入りの真相判明 ソーシア監督“長期政権”が決定打

公開日: 更新日:

■契約は今年いっぱい

 なるほど、日本ハム時代に投打の二刀流を続けられたのは、栗山監督の理解と辛抱強い起用があればこそ。「二刀流なんて無理」とか「野球をなめている」といった外野の雑音がありながら、入団から計5年間、二刀流を実践できたのは、ときの指揮官の存在が大きかった。その間、監督交代があれば、投手か野手のどちらかに専念させられた可能性もゼロではない。少なくとも大谷はそう思っているらしい。

 だからこそ、安定した長期政権を維持しているソーシア監督が率いるエンゼルスを選んだというのだが、果たして大谷の読み通りにいくのかどうか。

 というのも、ソーシア監督は今年が10年契約の10年目。今年いっぱいで契約が切れるからだ。

 今季も含めたここ3年間の年俸は約6億4000万円。ア・リーグの最優秀監督賞を過去2度受賞(02年と09年)した知将として知られたものの、ここ8年間でプレーオフに出たのは14年の1回だけ。昨年まで2年連続でチームは負け越している。

 加えて典型的な昔ながらの指揮官でもある。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」