20年ぶり道産子幕内力士 旭大星は映画の“主役”も経験済み

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 フランス人の女性映画監督ジル・クロンが撮影したドキュメンタリー映画「辛抱」は、入門前後の旭大星を追ったもの。この映画、ラストは部屋から脱走した今の旭大星、当時の大串クンが友人の家でゲームをしている場面で終わっている。

 基本は押し相撲だが、跳んだりかわしたりが多いのがネック。今場所初日は取り直しの末、立ち合い変化をしながら妙義龍に敗北した。これには同じ旭川出身の北の富士氏から、解説で「2日前かな。彼にハンパな相撲は取るな、と言ったんです。今日いい相撲なら謝罪しなきゃと思ってましたが……ハンパな相撲でしたね」と、吐き捨てられる始末。北の富士氏は同郷の旭大星を可愛がり、一緒に食事に連れていくなどしているだけに、愛情の裏返しともっぱらだ。

▽きょくたいせい・たくや
●本名は大串拓也
●1989年10月、北海道旭川市出身
●184センチ、150キロ
●今場所が新入幕
●十両筆頭だった今年1月場所では13日目に勝ち越し。本人も「新入幕は確実」とはしゃいでいたが、上から落ちてくる力士が少なく、ぬか喜びとなった

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