大谷は語学も“二刀流” LA近郊ヒスパニック系ファン横取り

公開日: 更新日:

 大谷がスペイン語を使ってナインと良好な関係を築くことで、副産物も生まれた。ロサンゼルス近郊のヒスパニック系住民の支持を集めているのだ。

 今季は大雪などの悪天候の影響もあって開幕から観客動員に苦戦するチームが多い中、エンゼルスは好調だ。今季、本拠地エンゼルスタジアムでの1試合平均観客動員数は3万7426人。前年同期の3万6036人から1400人近く増えているのだ。これは二刀流として注目を集めているのはもちろん、大谷がヒスパニック系住民から親しみを持たれていることも集客増につながっているとの見方がある。

 マリナーズ時代のイチローはスペイン語でナインとコミュニケーションを図ろうとする姿勢がシアトルのヒスパニック系住民のハートを掴んだ。

 同じロサンゼルスを本拠地にするドジャースのファンはヒスパニック系住民が大半を占める。今季のドジャースの1試合平均入場者数は4万6181人で、昨年の4万6492人をわずかながら下回っている。大谷は西の老舗球団からファンを横取りしたか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”