パワハラ問題で謝罪 レスリング栄和人氏が計る生き残り策

公開日: 更新日:

 栄氏は、これまで復帰するタイミングを計っていたといわれる。今大会前には、パワハラ騒動を収束させるため、伊調ら被害者側との接触を試みている。本人たちに直接、謝罪し、手打ちにして再スタートを切るためだ。

 そこにはレスリング協会内での地位を保ちたい思惑が見え隠れしている。実際、栄氏は「当事者と和解すれば、理事を辞める理由はないだろう」と開き直りとも取れる発言を繰り返していたそうだ。

 そんな栄氏の思惑は伊調側に見抜かれていたのか。栄氏が面談を申し入れた際、「協会によるパワハラ防止策など何も決まっていないのに会う理由がない」とキッパリ断られたという。

 栄氏のもくろみはうまくいきそうもない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大逆風の田中将大まさかの〝浪人〟危機…ヤクルト興味も素行に関する風評が足かせに

  2. 2

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  3. 3

    楽天・田中将大の二軍テスト続行を明言…“外様”今江監督ならではの「常識的判断」

  4. 4

    「(菊池雄星を)高1で超えてやる」 天性の負けず嫌いが花巻東に進学した“本当の理由”

  5. 5

    斎藤元彦知事&代理人弁護士「時間差会見」のあざとさ…二人揃ってPR会社美人社長をバッサリ切り捨て

  1. 6

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  2. 7

    斎藤元彦知事が百条委トンズラで大誤算!公選法違反疑惑に“逃げの答弁”連発も「事前収賄罪」の可能性

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    「終わらない兵庫県知事選」の行方…新たな公選法違反疑惑浮上で捜査機関が動く“Xデー”は

  5. 10

    斎藤元彦知事代理人の異様な会見…公選法違反疑惑は「桜を見る会前夜祭」と酷似、期待されるPR会社社長の“逆襲”