選手嫌う球団は? 平成最後の甲子園ネット裏「怪情報」<2>

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 初のベスト4入りした明石商(兵庫)に対し、同県内の私学の監督が「兵庫の子は公立志向が強い。学費も安い。ええ選手は全部、明石商に取られてもうて……」と、泣きゴトを言っている。が、兵庫の高野連関係者は「それはやっかみでしょう」とこう言った。

「兵庫は大阪と違い、私学に授業料無償化制度はないが、そうはいっても特待生は取れる。明石商を強くしたのは狭間監督の力。もともと明徳義塾中で軟式野球部の監督を務め、中学軟式界で知らない人はいない。同監督が師と仰ぐ系列高の馬淵監督には、中学硬式チームとのパイプづくりに一役買ってもらっている。相手チームを分析する能力にもたけています」

■野球ゴロは健在

 プロが目を付けそうな選手のいる学校に指導者としてもぐり込み、知り合いのスカウトに「いい選手がいますよ」と売り込む。選手がめでたくプロ入りした暁には、自分がプロとの間を取り持ったのだからと、選手の契約金の一部を謝礼として頂戴する。そんな「野球ゴロ」が今回のセンバツ出場校にも“寄生”しているという。

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