連勝発進の貴景勝 賜杯へ最大の課題は5連敗中の“あの天敵”

公開日: 更新日:

 新大関貴景勝(22)が乗りに乗っている。

 13日は先場所11勝と復活の機運のある琴奨菊を退け、初日から2連勝。懐に入られる直前にはたいて元大関の体勢を崩すなど、パワーだけではない相撲を見せつけた。

 が、不安がないわけでもない。今場所最大の課題といわれているのが、もっか5連敗中の天敵・御嶽海(26)戦だ。

 ここ4場所、御嶽海は9勝6敗、7勝8敗、8勝4敗3休、7勝8敗と、必ずしも調子がいいわけではないが、貴景勝はいいようにやられている。

「貴景勝は低い立ち合いが武器。しかし、彼と当たるときの御嶽海のそれは、さらに低い。その上、おっつけなどを駆使して、常に密着。貴景勝にすれば突き押しのスペースをつくらせてもらえず、防戦一方になりがちです。貴景勝も頭ではわかっているのだろうが、なかなか自身への対策を打ち破れず、封殺されている」(ある親方)

 御嶽海は小結なので、本場所での対戦は避けられない。

 苦手力士の克服に成功すれば、賜杯もぐっと近づくのだが……。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」