2カ月勝てず…ドジャース前田「中継ぎ降格」へ秒読み開始

公開日: 更新日:

 現在の先発陣から中継ぎ降格を有力視されるのは他でもない前田だ。17年から、レギュラーシーズン終盤以降はポストシーズンも含めてセットアッパーを務めている。表向きは制球が安定しているためだが、シーズンを通じてローテを守るスタミナがないというのが指揮官の本音だという。

 前田は過去2年間で、リリーフとして24試合に登板し、3勝3敗3セーブ、防御率3.04。奪三振率9.50と、安定した働きを見せているが、試合後は毎回のように「面白くない」「僕がやる仕事ではない」と不満をあらわにしている。

 前田は先発試合数、投球回数などに応じて出来高払いの契約を交わしているだけに、配置転換されれば、それだけ実入りが減る。実際、前田の収入は約12億円を稼いだ1年目以降、徐々に目減り。2年目は約8億5000万円、昨季は約6億5000万円だった。

 ローテ落ちが濃厚な8月以降の前田のモチベーションが心配だ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末