2カ月勝てず…ドジャース前田「中継ぎ降格」へ秒読み開始
現在の先発陣から中継ぎ降格を有力視されるのは他でもない前田だ。17年から、レギュラーシーズン終盤以降はポストシーズンも含めてセットアッパーを務めている。表向きは制球が安定しているためだが、シーズンを通じてローテを守るスタミナがないというのが指揮官の本音だという。
前田は過去2年間で、リリーフとして24試合に登板し、3勝3敗3セーブ、防御率3.04。奪三振率9.50と、安定した働きを見せているが、試合後は毎回のように「面白くない」「僕がやる仕事ではない」と不満をあらわにしている。
前田は先発試合数、投球回数などに応じて出来高払いの契約を交わしているだけに、配置転換されれば、それだけ実入りが減る。実際、前田の収入は約12億円を稼いだ1年目以降、徐々に目減り。2年目は約8億5000万円、昨季は約6億5000万円だった。
ローテ落ちが濃厚な8月以降の前田のモチベーションが心配だ。