2カ月勝てず…ドジャース前田「中継ぎ降格」へ秒読み開始
ドジャース・前田健太(31)は29日(日本時間30日)のロッキーズ戦に、5月31日のフィリーズ戦以来の白星(8勝目)をかけて登板。5回途中6失点で今季8敗目を喫してしまった。
これで2カ月間も勝ち星から遠ざかることになった前田は、先発ローテ降格が時間の問題になってきた。
ドジャース先発陣は質、量とも豊富。両リーグで唯一、1点台の防御率(1.74)をキープする韓国人左腕の柳(11勝2敗)やエースのカーショー(9勝2敗)らを擁し、先発陣の防御率2.96はメジャートップだ。一方、守護神ジャンセンが4試合でセーブに失敗するなど、リリーフ陣は防御率4.01(リーグ4位)と、先発陣に比べて不安要素が少なくない。
先発陣の台所事情に余裕のあるドジャースでは、リリーフ陣に疲れが見え始める8月に配置転換を図るのが毎年のパターン。ウリアス(4勝2敗、防御率2.34=22)、ファーガソン(0勝1敗、防御率6.12=23)の両左腕ら、若手の先発投手に使えるめどが立っただけに、ロバーツ監督は8月にもローテを再編するとみられる。