楽天・石井GMが大船渡・佐々木を擁護…高評価も変わらず
「甲子園の視察? 行かないですよ。(ネットの)裏で見るより、(テレビで)正面から見た方が、よく分かるじゃないですか」
こう言って笑ったのが、楽天の石井一久GMだ。
もっぱらチームと行動を共にしている石井GM。気になるのが、大船渡(岩手)の佐々木朗希(3年)に対する評価だ。
佐々木は夏の岩手大会の決勝で登板しないまま敗戦。その是非はともかく、これを「体力に問題あり」と見る球界関係者は少なくない。佐々木は今秋ドラフトの目玉。1位指名は揺るがないだろうが、指名球団の数に影響しかねない。
そんな地元のスターを楽天の編成のトップはどう評価しているのか。
日刊ゲンダイの直撃に石井GMは「評価というのは変わらない」と、こう続けた。
「体力不足? なんで、そうなるんですか? (連投回避でも)そうはならないと思いますよ。(少し考えて)限界というのを見極められたんじゃないかな。例えば、マラソンランナーは100キロは走らないじゃないですか」