フレッシュ球宴“高卒BIG4”再会で根尾が感じた「プロの壁」
昨11日に行われたフレッシュ球宴(楽天生命パーク)で、昨年のドラフトで1位指名された「高卒BIG4」が再会した。
イ軍の先発を務めた日本ハム・吉田輝星(金足農)は1イニングをオール直球勝負で臨み、プロ最速の149キロをマーク。先頭の広島・小園海斗(報徳学園)に一発を浴びて苦笑いを浮かべたが、中日・根尾昂(大阪桐蔭)に対しては3球三振。中堅を守ったロッテ・藤原恭大(同)は3度の守備機会で吉田を援護。最終回には二盗、三盗を決めた。
試合前には4人揃って取材に応じた。笑顔を交えて雑談を交わすなど、仲の良さをうかがわせた。
吉田が「久しぶりに会えてうれしかった。野球を通してもっと仲が深まれば」と話したように、4人は昨夏の甲子園に出場、U18では同じ釜の飯を食った間柄。お互いがお互いのニュースをチェックしたり、ときに連絡を取ることもあるそうだ。
■「肌が白い」「髪伸びたのは想像つかない」
それぞれ、お互いが変化したと感じる部分について、小園が「全員の体つきがプロの選手になってきた」と言えば、藤原は「4人の中では体が細いので、負けないように鍛えたい」と話した。根尾が吉田に対し、「ちょっと肌が白いと思いました」と“口撃”し、吉田が「みんな髪が伸びていますけど、根尾が髪が伸びたのは想像がつかなかった。かっこいいなと思います」と笑いを交えて言い返す場面もあった。