レイズ筒香にメジャーの洗礼 打撃練習での距離感に苦笑い
ポスティングシステムで移籍したレイズ・筒香嘉智外野手(28=前DeNA)が18日(日本時間19日)、フロリダ州ポートシャーロットでキャンプ初日を迎えた。
DeNAでもつけていた背番号「25」のユニホームを身に着け、キャッチボールや外野守備などをこなした。
通算205本塁打を放ち、長打力を期待されるルーキーはフリー打撃で、いきなり大リーグの洗礼を浴びた。
メジャーの打撃練習は基本的にコーチが投げる球を打ち返すが、日本と比べて距離が近いうえに、テンポが速い。初めて経験する練習にタイミングがつかめなかったのだろう。筒香は初球のワンバウンドを空振りすると、その後も力のないゴロを繰り返した。徐々にリズムをつかみ、28スイングで4本の柵越えを放って面目を保ったものの、メジャーの壁にぶち当たった筒香は苦笑いだった。
初日を終えた筒香は「練習時間がすごく短い中で、内容が濃く、充実した時間を過ごせた」と満足そうに振り返った。空振りしたことには「打撃投手との距離が日本より近いのは知っていましたが、想像以上に近かった。最後の方は慣れましたけど」と照れくさそうに話した。