JFA会長コロナ感染の衝撃 日本スポーツ界クラスター発生も

まさかのまさか…（Ｃ）日刊ゲンダイ

　そんな状況の中、サッカー協会のトップにしてＪＯＣ（日本オリンピック委員会）の副会長でもある田嶋氏の感染が発覚した。東京五輪の通常開催の可否に関するＩＯＣの判断になんらかの影響を及ぼす可能性は否定できない。すでに世界のアスリートからは、「延期すべき」との声が上がり始めている。

　ましてや、これがメディア関係者を含めた日本スポーツ界への感染拡大のきっかけになってしまえば、通常開催どころの話ではなくなる。

　田嶋会長は、「現在の体調は多少熱があり、肺炎の症状もあるそうですが、元気です。この疾病の様々な研究に協力し、戻ってきます」との談話を出し、「発症日の１４日までは、濃厚接触とはならないとのことです」と言い添えたが、東京五輪はさらなるピンチに立たされた。

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