初の4連敗で首位陥落…“内弁慶”巨人の「屋外球場恐怖症」

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 屋外対策は練ったはずだった。3日の東京ドームでの中日戦前の練習にサンチェス、戸郷、桜井の先発3投手が姿を現さなかった。宮本投手チーフコーチは「ランド(ジャイアンツ球場)に行った。来週から遠征で外に出る。暑さに慣れるため」と説明していた。しかし、11日の試合では、その先発陣ではなく、中継ぎ陣が失点を重ね、大敗を喫している。

 14日からはマツダスタジアムでの広島3連戦が待ち受ける。5年連続負け越し中の広島が相手ということ以上に、2017~18年に13連敗を食らっている“鬼門”の球場だ。その後は横浜スタジアムと続く。「温室育ち」というより、「冷房慣れ」した巨人の選手にとって、夏の屋外球場が早くも体にこたえ始めているのかもしれない。

【写真】待ちに待った!プロ野球 有観客試合がスタート(15枚)

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