開幕から驚異の7連勝 楽天涌井は男気で投げる昭和タイプ

公開日: 更新日:

西武時代に近いフォーム

「13年オフ、ロッテにFA移籍したのも、移籍先で元西武の伊東監督が指揮を執っていたことが大きい。涌井は西武時代、高卒1年目の05年に伊東監督に抜擢され、一軍で先発を務めた。それが彼のプロ人生の始まりなので、移籍は『伊東監督のためにも』という理由だった。今回も西武時代から強く慕っていた石井GMが獲得を熱望したとあって、気合も入っているでしょうね。投球フォームも全盛期の西武時代に近い。軸となる右足を少し引きずるようにして投げているのは、体重移動を遅らせ、できるだけ前でボールをリリースするため。そうすることで無駄な力が抑えられ、制球も安定する。ゲーム終盤でギアを上げられるだけの余裕を持ちながら投げている」

 かつて石井貴氏は涌井を「よく遊ぶけど、よく練習もする、昭和野球選手タイプ」と話していた。まだ34歳。老けこむ年じゃない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「とんねるず」石橋貴明に“セクハラ”発覚の裏で…相方の木梨憲武からの壮絶“パワハラ”を後輩芸人が暴露

  2. 2

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  3. 3

    参院選で自民が目論む「石原伸晃外し」…東京選挙区の“目玉候補”に菊川怜、NPO女性代表の名前

  4. 4

    NiziU再始動の最大戦略は「ビジュ変」…大幅バージョンアップの“逆輸入”和製K-POPで韓国ブレークなるか?

  5. 5

    フジテレビ問題「有力な番組出演者」の石橋貴明が実名報道されて「U氏」は伏せたままの不条理

  1. 6

    サザン桑田佳祐の食道がん闘病秘話と今も語り継がれる「いとしのユウコ」伝説

  2. 7

    我が専大松戸の新1年生は「面白い素材」がゴロゴロ、チームの停滞ムードに光明が差した

  3. 8

    逆風フジテレビゆえ小泉今日子「続・続・最後から二番目の恋」に集まる期待…厳しい船出か、3度目のブームか

  4. 9

    新沼謙治さんが語り尽くした「鳩」へのこだわり「夢は広々とした土地で飼って暮らすこと」

  5. 10

    石橋貴明のセクハラ疑惑は「夕やけニャンニャン」時代からの筋金入り!中居正広氏との「フジ類似事案」