松山英樹マスターズVはチャンスを待つ我慢と判断力の賜物
マスターズ8年連続10度目の松山英樹がついにやりましたね。アジア人初のグリーンジャケット獲得です。もちろん日本ゴルフ界の日本人プロによるメジャー優勝という悲願を達成して、多くの人が感動をもらいました。
2014年の米ツアー本格参戦から8年目。ゴルフの調子がいい時も、悪い時も練習の虫で、ずっと試合会場に居残って遅くまでボールを打っていました。
ここ4シーズンはなかなか勝てず、苦しい時期もありました。
マスターズ最終日は2位に4打差をつけての単独首位発進でしたが、出だし1番パー4はプレッシャーからボギーをたたきます。それでも続く2番パー5でバーディーを奪いバウンスバックに成功。そして距離の短い3番パー4は、グリーン奥からの難しいアプローチを寄せてパーで切り抜けるなど、日頃の練習の積み重ねが生きました。
一番の勝因は、風が吹いてグリーンが硬く世界のトッププロでさえスコアメークに苦しんだ予選2日間に初日69、2日目71にまとめ6位タイで決勝ラウンドへ進出。そして3日目は雷雨による中断からの再開後に、11番から1イーグル、4バーディーとスコアを大きく伸ばして一気に首位に立ったのが大きかった。雨が降ってグリーンがソフトになり、ボールが止まればスコアが伸びます。