巨人・原監督ご乱心…不可解采配と選手名指し批判にOB苦言

公開日: 更新日:

 巨人ドラフト1位ルーキー平内龍太(22=亜大)が17日、登録を抹消された。

 16日の阪神戦で2―2の四回から2番手として登板。いきなり四球を与えると陽川に勝ち越しの2ランを被弾した。その後、2死二塁で近本にタイムリーを打たれて降板。3分の2回を3安打4失点でプロ初黒星を喫した。原監督は「簡単にフォアボール、ホームラン。自分の役割というのは分かっているはず。今日は寝られないぐらい悔しがらないといけない」と手厳しいコメントを残していた。

 巨人OBで元投手コーチの高橋善正氏(評論家)がこう言った。

「新人の平内をとやかく言う前に、原監督はなぜ2失点の先発・今村を三回でマウンドから降ろしたのか。試合後に『流れを変えたかったけど、うまく機能しなかった』と説明していたが、今村と高橋の2人は開幕からローテを守っている。エース菅野を故障で欠く中、3回2失点であっさり降板させてしまっては、先発として独り立ちするものもしないでしょう。今はリリーフ陣も苦しい。今村にアクシデントが発生したわけでないなら不可解な交代に映りました」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」