練習ラウンドではランが出てドライバー飛距離320ヤード

一打一打悔いのないプレーを目指す。チョン・インジ（左）と（提供写真）

　１１日に出場した全米女子オープン予選会は、２ラウンド目の１６番ホールで生涯初の棄権という残念な結果になってしまいました。

　ティーイングエリアからグリーンまで左サイドに池がずっと続くレイアウトで、ピンを狙った第２打はピン手前にオンしましたが、バックスピンが強すぎて池に転がり落ちてしまいました。

　ボール半分が水から出ていたのでウオーターショットを試みたのですが、ボールの下にあった石に気づかず、ヘッドが石に当たった衝撃で右手首に痛みが走り大事をとって棄権しました。

　同日夜にはオーランドへ戻り、翌日はしっかり休養。１３日から練習を再開しました。

　ウオーターショットは、思っていた以上に水の抵抗が強く、通常のチップショットの打ち方ではボールの下をヘッドが潜るだけになってしまいます。

　非力な女子の場合「この１打が優勝を決める」という状況でない限り、やるべきではないと学習できただけでも収穫だったと前向きにとらえています。