プロ野球交流戦にも東京五輪の弊害…中断期間に試合組めず

公開日: 更新日:

「それができないのは日程の問題があるからです。今年は東京五輪開催に合わせ、3週間の中断期間(7月19日~8月12日)が設けられていますから」とは、放送関係者。

交流戦期間は予備日を含め、お尻が6月17日までと決まっている。延期試合が増え、予備日だけで消化できなければ、後半戦に回さなければいけない。しかし、広島など複数球団は、すでに多くの試合が延期となっている。(阪神9試合、広島7試合など)シーズン終盤が超過密日程になりかねない。球界では『東京五輪の中断期間中に試合をやるべき』との意見もあるが、五輪に全面協力するという方針を掲げた以上、簡単にはいかないのです」

 五輪が中止になれば、開幕が6月に延期された昨季と同様、中断期間に試合を組むことができる。広島も無理をする必要はなくなる。五輪の中止決定を待ち望んでいるプロ野球関係者は意外と多いのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」