五輪組織委が“抹殺”した再延期要請 小池都知事側近を直撃
――「再延期」発言について、事前に小池知事らに相談したのか。
「していません。あくまで最近の感染状況を危惧し、自分で判断し、発言に至りました。都民ファーストの会としても、これまで都議会の本会議でも『無観客開催』の必要性については、発言してきたところです」
――小池知事が五輪返上を言い出すのでは、との報道もある。都議選の告示まで1カ月。「再延期」を公約に掲げる考えはあるのか。
「そこまでは考えていません。今後、感染が収束に向かい、無観客を含め、開催できる可能性もある。『再延期』に言及したのは『あらゆる可能性を視野に入れるべき』との考えからです」
小池一派はいつまでも五輪返上の“切り札”を温存するのだろうか。