今オフのFA市場にはサイ・ヤング賞3度のカーショー(33=ドジャース)らベテランの他、今季13勝勝(7敗)のレイ(30=ブルージェイズ)、同13勝(5敗)のロドン(28=ホワイトソックス)ら一線級の左腕が揃う。菊池の代理人で敏腕として知られるスコット・ボラス氏であっても好条件を引き出すのは難しい。
しかし、菊池に近い関係者によれば、本人が見据えているのは再来年以降の大型契約だ。年俸が下がってでも、先発起用が確約されるチームで結果を残し、再びFAになる来年オフの大型契約を勝ち取りたいという。
菊池は来年の6月で31歳。肩、肘に不安はない。今回の選択は吉と出るか。