巨人・井納はFA1年目“プロ初0勝”で裏切るも…「現状維持1億円&終身雇用」のボロい商売

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 来年は巨人の投手陣で最年長となる。「ベテランの年齢になっているけど、僕自身は全然動ける。今年の分を取り返すのは難しいかもしれないけど、一日でも早くチームの信頼を勝ち取れるように」と巻き返しを誓った。

 FA入団組では、大竹寛(38)と野上亮磨(34)が今季限りで引退した。通算102勝101敗17セーブの大竹は来季、巡回コーチ・トレーニング統括補佐となる。同58勝63敗4セーブの野上は、巨人では3年間で5勝7敗に終わったものの、球団のスコアラーに転身する。さるチーム関係者がこう言う。

■引退後は球団が救いの手

「巨人にFAで入る利点は、まず年俸などの条件面がいいこと。入った後は原監督にあっという間に見限られたり、冷たい仕打ちを受けることが多いが、引退した後は球団が何かと面倒を見てくれる。三軍の野手総合コーチだった片岡のように、自ら退団を申し出ない限り、FA組は球団に残れることが多い。巨人の現コーチ陣を見ると、村田(修)、杉内、金城、新加入の小笠原と、かつてのFA入団組がズラリと顔を揃えています」

 折からのコロナ禍により、さすがの巨人も金庫にカネがないという。それでも、契約途中のFA組は金銭面では安泰。サラリーマンにはため息の出る話である。

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