大谷は開幕戦黒星…エンゼルス悲願のPS進出にマドン監督と主砲トラウトのモチベーション
エンゼルス・大谷翔平(27)が、アストロズとの開幕戦に「1番・DH」で先発登板。投手としては4回2/3、4安打9奪三振1失点と力投。降板後も新ルールでDHとして打席に立ったが無安打に終わり、チームは1-3で敗れて開幕戦白星とはならなかった。
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大谷は今季、日本ハム時代から数えてプロ10年目。節目のシーズンに向けて「長く在籍すれば、それだけ期待も高くなってくるし、やるべきことも増えてくる。勝ちたいなという気持ちはより強いかな」と話していた大谷にとって、悲願のポストシーズン進出に好材料が揃っている。
ジョー・マドン監督は今季限りで契約が切れ、2023年は球団に選択権のあるオプション。本人は来季続投には前向きな姿勢を見せているものの、地元メディアなどによれば、エ軍がオプションを行使した場合の年俸は約4億円。監督としては高額なため、球団フロントは指揮官の契約延長には消極的とか。レイズやカブスで実績を残した指揮官にとっては今季、何としても結果を残したいところ。大谷の起用法を含めて手段を選ばずに勝利に徹するのは明らかだ。