ソフト千賀が短期間で2度もヒジに異変…念願のメジャー挑戦にまた暗雲たれ込める
鷹のエースにまたもやアクシデントだ。
24日の日本ハム戦に先発したソフトバンクの千賀滉大(29)。1失点で六回のマウンドに上がると、投球練習中に異変が起きた。振りかぶった際に顔をしかめて動作を中断。緩いボールを1球投げた後、トレーナーに付き添われてベンチ裏に消えていった。
そのまま投手交代となり、結局、5回1失点でマウンドを降りた。
オフに結んだ年俸6億円の5年契約は、千賀が希望すればいつでも破棄できる。千賀の目標はあくまでメジャー。順調なら今季中に取得する海外FA権で、今オフにも米球界に挑戦するといわれているが、この調子ではどうなることやら。
試合後、藤本監督は「右ヒジの張り。握力が出なくなった。もともと(次の登板まで)10日くらい空ける予定だったから、そこで治せるのでは」と軽傷を主張したものの、以前からケガが多い投手だ。昨季は左足首のじん帯を損傷。今季も5月に右ヒジの張りで短期間とはいえ戦線を離脱した。
東海岸に本拠地を置くメジャー球団のスカウトは、「能力が高いのは確かだが」とこう続ける。