ソフトバンク千賀滉大のメジャー挑戦に暗雲が垂れ込めた根拠

公開日: 更新日:

 今オフ、海外FAによるメジャー挑戦がウワサされる千賀滉大(29=ソフトバンク)の試合をビデオ録画で見た。

 米国でも有名なロッテ佐々木朗希と投げ合った20日の試合だ。

■肘をマッサージするしぐさ

 三回に失点した直後のこと。捕手がマウンドに行ったとき、千賀はグラブを外した左手で右肘をマッサージするようなしぐさをした。

 ひょっとして、肘に異変が生じたのではないか……。そう思ったら直後の四回、ストレートもスライダーもフォークも球速が平均で3キロほど落ちたから、肘を痛めたのではないかとの思いは確信に変わった。

 千賀は案の定、四回で降板。日本の情報提供者によれば、翌21日に右肘の張りで出場選手登録を抹消されたという。

「たいしたことないだろう。(登板を)1回飛ばせば大丈夫じゃないか」

 ソフトバンクの藤本監督はこう言っているそうだが、メジャー球団にとって千賀は、日本から海を渡るかもしれない選手の中で期待度ナンバーワンの選手だ。肘の故障は憂慮すべきで、今後、慎重な調査が必要になるのは間違いない。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末