大谷翔平「ホームラン競争」不参加で負担軽減も…後半戦の本塁打量産が望めないワケ

公開日: 更新日:

 これは前半戦からの疲労に加え、相手バッテリーから警戒されたことも一因だ。各球団とも前半戦で大谷のパワーを目の当たりにして、勝負を避けるようになり、申告敬遠は前半戦の5から15と激増した。

 今季の申告敬遠は、すでに7度で、両リーグトップタイ。今年は球宴での負担こそ軽減されるとはいえ、後半戦で勝負を避けられるのは必至だ。

 主砲トラウト(打率.270、24本塁打、51打点)は球宴に選出されたものの、好不調の波が激しい上に故障がち。シーズン序盤に一時、首位打者だったウォード(打率.290、12本塁打、34打点)はここにきて別人のように当たりが止まった。昨季、29本塁打、98打点をマークした4番・ウォルシュ(打率.239、13本塁打、41打点)は不調が長引いている。相手球団からすれば、要は大谷1人を抑えれば白星が転がり込んでくる状況になりつつあるのだ。

 後半戦はポストシーズン進出争いが熾烈になる。厳しいマークに遭う大谷は本塁打数をどこまで上積みできるだろうか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊川怜の元夫は会社が業績悪化、株価低迷で離婚とダブルで手痛い状況に…資産は400億円もない?

  2. 2

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  3. 3

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  4. 4

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  5. 5

    斎藤元彦知事ヤバい体質また露呈! SNS戦略めぐる公選法違反「釈明の墓穴」…PR会社タダ働きでも消えない買収疑惑

  1. 6

    渡辺裕之さんにふりかかった「老年性うつ」の正体…死因への影響が報じられる

  2. 7

    水卜ちゃんも神田愛花も、小室瑛莉子も…情報番組MC女子アナ次々ダウンの複雑事情

  3. 8

    《小久保、阿部は納得できるのか》DeNA三浦監督の初受賞で球界最高栄誉「正力賞」に疑問噴出

  4. 9

    菊川怜は資産400億円経営者と7年で離婚…女優が成功者の「トロフィーワイフ」を演じきれない理由 夫婦問題評論家が解説

  5. 10

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”