渋野日向子ここ7試合で予選落ち5回…超過酷リンクスでの全英女子OPへ不安材料が山積み
【アムンディ・エビアン選手権】第2日
3オーバー111位タイ発進から予選通過にはバーディー量産が必要だった渋野日向子(23)。
ところが大会2日目は1バーディー、3ボギー、2ダブルボギーの77。スコアを伸ばすどころか、前日の74よりも崩れて通算9オーバーは下から数えたほうが早い126位タイ。
「悔しいの一言しかない。全体的に良くなく、どうしようもなかった」(渋野)と、初出場のエビアン選手権は2日間で終わった。
プロにとってバーディーはプレーに勢いをつける“良薬”といわれるが、渋野が奪ったバーディー数は2日間で2つだけ。これではバーディー合戦が繰り広げられている会場で勝負にならない。
それどころか、ここ7試合は予選落ち5回、棄権1回とまともに4日間を戦っていない。
■パット不振から悪循環
4年ぶりにパターを替えるなど、かねて不安視されるグリーン上は、初日31パット、2日目32パットと悩みは深い。ティーショットを曲げて、ラフやバンカーにつかまってパーオンを逃すとアプローチが寄らず、入らずの繰り返しだった。