試合再開の巨人を襲う「選手不足・過密日程・コロナ後遺症」の三重苦…最下位にも現実味

公開日: 更新日:

 8番・キャッチャー・小林
 9番・ピッチャー・メルセデス

 球界関係者がこう言った。

「現状では勝俣や萩原といった一軍経験がゼロに近い経験の少ないメンバーを入れざるを得ない。問題は陽性明けの岡本和、丸、中田らの主力を使うかどうか。コロナによる今季の延期試合は、楽天が2、オリックスが3、DeNAが4、ソフトバンクも4、ヤクルトは2。『巨人だけ6試合もずるい』とバッシングされているため、見切り発車せざるを得なかった。ただ、このメンバーでは、コロナ明けに5連敗を食らったヤクルトの二の舞いになりかねません」

 この6試合は9、10月に消化することになりそうだが、昨年10月に10連敗を喫したように、巨人は勝負どころで投手陣がガス欠を起こすことがある。過密日程は避けたいところだが……。

「DeNAはこれまで雨天、コロナを含めて13試合が延期になっていて、NPBの井原事務局長は『ダブルヘッダーを検討する』と明言している。そうなると、CS争い真っ最中に巨人も付き合う可能性があるのです」(前出の球界関係者)

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