阪神コロナ感染で8月8人離脱の緊急事態…エース青柳で勝てる試合逃しさらなる痛恨

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「この日、阪神が勝っていれば、ヤクルトとのゲーム差は7.5に縮まった。ヤクルトは4連敗中と苦しんでおり、大きなプレッシャーを与えることができたはず。いくら大山と中野が不在とはいえ、阪神が逆転優勝を果たすためには、青柳が投げる試合は絶対に落としてはいけない。こういう窮地こそ、各選手が奮起しなければいけないが、1~4番が無安打に終わったばかりか、守っては四回2死一、二塁の場面で、二塁手の糸原が一塁へ悪送球。これが失点につながるなど、青柳の足を引っ張ってしまった」

 阪神のチーム失策数はリーグワースト2位の61。昨季まで4年連続でセ最多の失策数を記録したザル守備は、いまだ改善されていない。

 今後、一軍でコロナ禍が拡大しないとも限らない。勝てる試合で勝っておかないと、矢野監督が夢見る「ドラマ」は絵空事に終わる。

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