華々しく感動的だったイチローさんの「殿堂入り」って…なんだそうなのか
感動的なセレモニーだったな。球場は超満員、誰もが立ち上がって殿堂入りを祝福した。
あまり同伴するのを見たことがない夫人を伴って、ビシッとスーツを着込んで、歴代殿堂入り選手を従えて、あのケン・グリフィー・ジュニアから殿堂入り記念ジャケットを着せられ、ランディ・ジョンソン、アルバート・プーホールズ、マイク・トラウト、そして大谷翔平、メジャーでも対戦が多かった松坂大輔、果ては代々の愛犬による吹き替え付きビデオメッセージまで流されて本人大喜び、しゃれたことするじゃないか、なあ。
さすがアメリカの野球殿堂入りともなると、スケールが違う。16分もの英語スピーチはユーモアにあふれてた。
「ほわっつあっぷしあとる!」ときた。まあ、発音は21年アメリカ暮らしのわりにゃ日本なまりで、どっかの総理大臣が国連演説するみてえに原稿を読んじゃいたが、16分もアドリブでしゃべるこたぁない。そんなささいなことは脇へ置く。
イチローさん!(近頃はスポーツ各紙だって彼を呼び捨てになどしない「さん」付けで呼ぶ別格の才人)アメリカ野球殿堂入り、おめでとうございます!