JOC竹田前会長“ガサ入れ”情報! 旧皇族自宅の高級マンション前に報道陣殺到し住民困惑

公開日: 更新日:

ADKルートに浮上した怪しい事務所

 実は竹田氏、18年6月に東京・港区の自宅マンション内に一般社団法人「竹田事務所」を立ち上げ、自ら代表理事に就いた。法人登記を見ると、一般企業の業務内容にあたる「目的」はコンサルタント業で、理事は竹田氏と妻の2人のみ。

「パーク24がスポンサー契約を締結したのは18年8月。竹田事務所の設立から約2カ月後のことです。当時、竹田氏は組織委副会長として在任中。経営に関わる企業が五輪スポンサーに選ばれた構図です。特捜部は、竹田事務所が何らかの報酬を得るための受け皿の可能性もあるとにらんでいます」(特捜部事情通)

 竹田氏の自宅は格式高い住宅地にある港区屈指の高級マンション。たまらないのは同じマンションの住人だ。ある日を境に、いきなり出入り口前の公道に数十人規模の報道陣がズラリと並び、建物を取り囲むのだ。その圧力感はハンパない。

 9月30日も“ガサ”に入らず空振り続きで、さすがに報道陣もお疲れ気味だった。特捜部はいつ、港区セレブの困惑に終止符を打つのか。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡田阪神は「老将の大暴走」状態…選手フロントが困惑、“公開処刑”にコーチも委縮

  2. 2

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  3. 3

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  4. 4

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  5. 5

    中日・根尾昂に投打で「限界説」…一軍復帰登板の大炎上で突きつけられた厳しい現実

  1. 6

    安倍派裏金幹部6人「10.27総選挙」の明と暗…候補乱立の野党は“再選”を許してしまうのか

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    79年の紅白で「カサブランカ・ダンディ」を歌った数時間後、80年元旦に「TOKIO」を歌った

  4. 9

    阪神岡田監督は連覇達成でも「解任」だった…背景に《阪神電鉄への人事権「大政奉還」》

  5. 10

    《スチュワート・ジュニアの巻》時間と共に解きほぐれた米ドラフト1巡目のプライド