パドレスWCG突破は初戦先発ダルビッシュ次第…メッツに今季2勝0敗も、ポストシーズンは苦手

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■初戦を制し接戦に持ち込まなければ、勝ち目はない

「パドレスの明暗は初戦に投げるダルにかかっていると言っていいでしょう」と大リーグに詳しいスポーツライターの友成那智氏がこう続ける。

「パ軍のスネル(8勝10敗、防御率3.38)、マスグローブ(10勝7敗、防御率2.93)らの先発陣は、ダルほどの安定感がない。初戦のダルで落とせば、メッツに連勝を許して早々と姿を消す可能性は十分にあります。パ軍は初戦のダルで勝ち星を拾って、2戦目は守護神ヘイダー(36セーブ)、セットアッパーのスアレス(11ホールド)らの豊富なリリーフ陣を早めに投入して接戦に持ち込まなければ、勝ち目はないと思う」

 ダルは今季、レギュラーシーズン終盤からポストシーズンを見据えて調整してきたが、果たして──。

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