巨人はコーチ6人が退任…2年連続負け越しでも“親分”原監督は責任取らず“子分”切り捨て
巨人は6日、コーチ6人の退任を発表した。そのうち村田修一(41)、金杞泰(53)、横川史学(37)の3コーチは一軍の打撃を担当していた。
借金4の4位に終わった今季、打線は主砲の岡本和(30本)、丸(27本)らが2007年以来15年ぶりに「20発クインテット(20本塁打以上5人)」を実現。その一方でチーム打率.242はリーグ最下位と、打線がつながりを欠いたのもV逸の一因となった。
退任する6コーチは、後藤孝志三軍打撃コーチ(53)を除けば、実松一成一軍バッテリーコーチ(41)、松本哲也二軍外野守備走塁コーチ(38)、村田、横川の4人は40歳前後とまだ若い。
原辰徳監督(64)の来季続投が正式に決まっており、責任を取らない指揮官の代わりに、コーチ陣が詰め腹を切らされた格好だ。その一軍の打撃コーチには、元楽天監督の「デーブ」こと大久保博元氏(55)が就任することが内定している。
巨人OBで元投手コーチの高橋善正氏(評論家)がこう言う。