西郷真央が“国内V特典”の米ツアー参戦で罰金100万円…女子プロ協会「規定」の時代錯誤
ツアー関係者が言う。
「女子プロ協会は2019年、同年以降の複数シードの開始年度を、権利獲得の翌年から10年間、任意で選択できるよう規則を改めた。数年シードの価値を高めることが狙いだが、米女子ツアーに挑戦する意欲のある選手からすれば、タイミングを選べるのでメリットが大きくなった。さらに、大会を開催する国内コースは直前まで営業をしており、試合用のセッティングには限界がある。以前よりピン位置を左右に振って難しくしているのも、海外で通用する選手を育てるためです。海外志向の強い選手を応援する一方で、実際に海外へ挑戦する者から罰金を取るのはおかしいという声は選手からも聞こえてきます」
昨季1億3000万円以上の賞金を稼いだ西郷にとって、100万円の罰金など痛くもかゆくもないだろうが、そもそも西郷のHSBC参戦は、国内大会の優勝特典だ。
こんな規定は撤廃するべきだ。