名古屋ウィメンズは“マラソンもどき” PM任せでケニア選手に大金献上した日本勢の体たらく
■鈴木亜由子がロングスパートも…
一方、はなから優勝を諦めている日本勢はチェプンゲティッチの背中が小さくなってもPMに任せっきり。10キロを過ぎると先頭から1分以上の差がついた。鈴木亜由子が27キロ手前でPMの前に出てロングスパートをかけたが、30キロではチェプンゲティッチから3分以上も離されており、国内大会で聞き飽きた「日本勢トップ」の2位でゴール。2時間21分52秒で自己記録は更新したものの、五輪で金メダルを狙う者と出場を目指す者たちとの差は歴然。
テレビ中継を見たファンはPM先導レースの限界を再認識したはずだ。