松山英樹はマスターズV圏内5位Tから最終日後退…流れを変えるバーディーパットが欲しかった

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 先週の「マスターズ」はスペイン勢4人目のジョン・ラームが逆転で初優勝し、2021年「全米オープン」に次ぐメジャー2勝目を挙げました。

 今年はすでに2戦連続を含む3勝をマークしており、その勢いのままメジャー初戦に乗り込んできました。

 プロは1つ勝つことで緊張する状況でも競り合いに強くなり、ラームは大会に向けてピークをうまく調整してきたのがよくわかります。

 いっぽう初日から首位キープのブルックス・ケプカは最終日に75と崩れて2位に終わりました。

 トッププロですらリードして4日間を戦う難しさを改めて感じます。ショットが曲がったらどうしよう、などいろいろなことを考える時間が長くなると、精神的に負担が大きくなるからです。

 それでも最終日に大きく崩れることなく2位に踏みとどまったのもメジャー4勝のキャリアがあったからといえます。

 そしてトップと6打差5位発進の松山英樹も我慢強く戦いました。

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