全仏OP女子ダブルス「加藤未唯の失格は不当」プロテニス選手協会が声明
テニスの全仏オープン女子ダブルス3回戦(現地4日)で、加藤未唯/アルディラ・スーチャディ組が失格となった騒動について、プロテニス選手協会が「処分は不当で不均衡で不公平」とする声明をSNSに投稿した。
「この件は偶然であり、決して攻撃的な性質ではないのは明白。加藤とアルディラの賞金とランキングポイントを回復させる必要がある」としている。
問題の場面は、加藤の相手側に送ったボールがボールガールを直撃。ボールガールが泣き出し、当初の警告の判定が相手ペアの抗議などで危険なプレーとされ「失格」に。2人は賞金やポイント剥奪の処分となり、波紋を広げている。
選手会は処分不服で大会側に提訴した加藤とも接触。大会側とも対話を進めているという。
ちなみに加藤組の失格で勝ったブズコバ/ソリベストルモ組は現地6日の準々決勝で敗退した。