「岩井ツインズ」の妹・千怜は単独でツアーの看板選手になれるのか? 完全Vで今季2勝目
【宮里藍 サントリーレディスオープン】最終日
「今季の主役は渡さない」
そんな気持ちが伝わってくる1打だった。
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岩井千怜(20)は、2位に5打差の通算19アンダーから発進。11番で申ジエ(35)に1打差まで詰め寄られたが、12番からジリジリ引き離し3打差で迎えた16番(151ヤード・パー3)。ピン位置は手前11ヤード、左5ヤード。グリーン左に広がる池のすぐ横だ。3打のリードなら安全にピンの右へ打つと思いきや、6番アイアンで果敢にピンを攻めカップの左1メートルにピタリ。ギャラリーを沸かせる一打でバーディーを奪い通算23アンダー。元世界1位の申と昨季女王の山下美夢有(21)に5打差をつけて勝負を決めた。
岩井千怜は今季2勝目。実質ツアー2年目で早くも通算4勝目をあげたが、双子の姉・明愛(今大会15位)も今季初優勝を挙げ、「岩井ツインズ」として人気を博している。