山下美夢有が2週連続V、最年少で賞金4億円超えも…ファンが物足りなさを感じてしまうワケ

公開日: 更新日:

【リゾートトラストレディス】

 編集部に読者から一本の電話がかかってきた。

「幼稚園児の運動会みたいなパンツ姿を見せられても全然面白くない」と、憤まんやるかたないという内容だった。

 かつて女子プロの容貌は「怪獣図鑑」と呼ばれ、不人気だった時代があった。ガラリと変わったのはプロに交じって高校3年生でツアー優勝した宮里藍が出現してからだ。それから若い女子プロがツアーに出現し出して、ギャラリー数も試合数もどんどん増えて人気が上がっていった。

 もちろん渋野日向子が4年前に海外メジャーで優勝し、畑岡奈紗古江彩佳西村優菜勝みなみと日本選手が続々と米女子ツアーに挑戦しての活躍も大いに貢献している。ファンのゴルフを見る目も肥えてきた。

 今は単にかわいいだけの女子プロではなく、世界と対等に戦える強い女子プロを期待するようになっている。国内でいくら勝っても、海外に出ていかない面々には物足りなさを感じているわけだ。

 昨日の女子大会は山下美夢有が2位に4打差をつけて、自身初の2週連続となる今季3勝目(ツアー通算9勝)を挙げた。しかも生涯獲得賞金は最年少で4億円を超えた。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

    岡本和真と村上宗隆のメジャー挑戦に“超逆風” 大谷バブルをブチ壊したMLB先輩野手の期待外れ

  2. 2
    鈴木誠也と吉田正尚が窮地…トレード浮上も引き取り手なし、大谷フィーバーの裏で価値大暴落

    鈴木誠也と吉田正尚が窮地…トレード浮上も引き取り手なし、大谷フィーバーの裏で価値大暴落

  3. 3
    悠仁さま「オックスフォード大進学」再浮上のナゼ…昆虫標本が充実した自然史博物館の存在

    悠仁さま「オックスフォード大進学」再浮上のナゼ…昆虫標本が充実した自然史博物館の存在

  4. 4
    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

    なぜ大谷はチャンスに滅法弱くなったのか? 本人は力み否定も、得点圏での「悪癖」とは

  5. 5
    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  1. 6
    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

    猛チャージ石丸伸二候補に広がる危機感…広島からは「あんなぁ都知事に押し上げちゃいけん」

  2. 7
    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

    「あぶない刑事」100万人突破で分かった…舘ひろし&柴田恭兵“昭和のスター”の凄みと刑事役の人材不足

  3. 8
    大谷への「アジア人差別感情」は球宴ファン投票にも表れ…問題の根は深く心配な今後

    大谷への「アジア人差別感情」は球宴ファン投票にも表れ…問題の根は深く心配な今後

  4. 9
    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  5. 10
    ロッテ佐々木朗希は“身内”からも嫌われた? 故障中とはいえ選手間投票でも球宴選外のトホホ

    ロッテ佐々木朗希は“身内”からも嫌われた? 故障中とはいえ選手間投票でも球宴選外のトホホ