あるか、ドルーリー朱瑛里の記録ラッシュ…2日開幕インターハイ陸上では2種目に出場
1年生が「あっ!」と言わせるか。
今年1月の全国都道府県対抗女子駅伝で、17人抜きの区間新記録で注目を浴びたドルーリー朱瑛里(岡山・津山高1年)。2月には過熱報道やファンの注目の精神的負担が大きいとして、代理人弁護士を通じた文書で自粛を要請したほどの人気者だ。
ドルーリーは、6月の中国高校総体で女子800メートルと1500メートルの2種目に優勝。800メートルの2分8秒72は自己ベスト(2分9秒47)を上回り、1500メートルの4分16秒76は中国地区の高校記録を更新した。2冠は2007年の小原怜(当時興譲館2年)以来、16年ぶり3人目の快挙だった。2日開幕の全国高校総体(インターハイ)陸上(6日まで、札幌市)では、この2種目に出場する。
上位が狙えるのは1500メートルだ。
7月15日に行われたホクレン中距離最終戦(千歳)では、実業団や大学生相手にスタートからペースメーカーにつき、ラスト300メートルのスパートで一時は首位に立った。最後の直線で抜かれるも4分19秒46で4位に入った。