日本陸上界のいびつな賞金事情…マラソンはウハウハ、やり投げ北口榛花は大会Vでも約142万円

公開日: 更新日:

 畑岡奈紗(24)が優勝に届かなかった今年の全米女子オープン。賞金総額1100万ドル(約15億6200万円)で、A・コープス(25)の優勝賞金は200万ドル(約2億8400万円)。4位の畑岡でも約6846万円を手にした。

 ゴルフにはかなわないが、日本の陸上選手もそれなりに稼げる時代になってきた。8月19日開幕の世界陸上(ブダペスト)は、各種目(個人)1位は7万ドル(約994万円)、2位3.5万ドル(約497万円)、3位2.2万ドル(約312万円)。世界新記録なら10万ドル(約1420万円)が授与される。日本陸連は金から銅まで、300万円、200万円、100万円の報奨金を出す。選手は世界大会で活躍すれば所属先から報奨金、契約スポンサーからもボーナスがもらえるが、国内で最も恵まれているのはマラソン選手だろう。

 10月15日に行われるパリ五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の優勝者に1000万円、2位500万円、3位250万円の賞金が贈呈されることになった。元実業団の関係者が言う。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動